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D-28 トップ材と音

さて、2008年製のマーティンD-28の仕様を見てみましょう。
数多くあるモデルの中のスタンダードシリーズ。その中心に位置するギターがD-28。

ドレッドノートと呼ばれる大きなボディは豊かな低音を生み出し、日本の国産アコースティックギターにも多大な影響を与え、コピーモデルを生み出しました。この大きなボディとネックのジョイントですが、

Standardシリーズのトップ板とネックの接合はマーチン社伝統の手工によるダブテイル(蟻溝)ジョイント。接着剤をつけない状態でネックを持って振り回しても外れないほど強力にピッタリと接続されたダブテイルは、現在の一流といわれるギタールシアも採用している方が多い伝統的なネックジョイント方法。
これにより弦で怒った振動はネックからボディへ、ジョイント部分で減衰することなくボディトップに伝達することが出来ます。さらに長年使って修理、リペアが必要になった際にもネックの取り外しがしやすく、優れた方法です。

次にD-28の表板の仕上がりはグロスラッカーフィニッシュで、表面の振動を妨げないよう、極力薄く仕上げてあります。
トップの振動はとっても大事な要素で、ギブソンのマスタールシアー、レン・ファーガソンさんなどはギターの音はトップをどのように振動させるかで90%決まる!とすらいっています。
ジェイムステイラーなどは演奏中トップを手のひらで押さえることによってギターのサウンドボリュームを調整してますねえ。

というわけで全てのギターの基準となるD-28のトップもまた薄く、振動しやすく、作られているのですが、1931年の発表以来、徐々に、わずかにですがとっの厚みは変わってきています。
70年以上のれきしのあるアコギですから、その途中にトップわれが多発したり、強度的に問題が発生することもおおかったわけです。
強いテンションに耐える丈夫なギターを作れば、問題はおきにくいけれど振動しにくくなる・・・そんあジレンマの中、2008年のD-28は過去史上最高にメンテナンスがしやすく、弾きやすく、それでいてD-28への期待を裏切らないギターだと思います。(もちろんビンテージマニアのかたはおいときますが…)

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