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25.4インチ(645.2mm)のスケール

25.4インチ(645.2mm)のスケールとエボニー指板。
これはもちろんD-28をはじめとした多くのMartinのギターに共通のスペックです。
エボニー材というのは非常に硬く密度が高く、水に沈むほどの重さで、指板に使うと音がしまります。インディアンローズウッド材は音が拡散する傾向にあるため、反対の性質を持つエボニー指板は相性がいいそうです。実際D-28のサウンドは1音、1音の存在感がありますが、エボニーの効果ともいえそうです。

25.4インチ(645.2mm)のスケールは簡単に言えば長いネック。スケールが長いほど弦のテンションはあがるため、このロングスケールの25.4インチ(645.2mm)は、音の遠達性や力強さに一役買っています。
同じくアメリカン・アコースティックギターの2大ブランドとして有名なGibsonの独自のサウンドでファンの多い楽器ですが、ギブソンの場合ほJ-45やハミングバードといった多くの人気モデルではスケールがもう少し短い。そのためマーティンほどの単音の力強さやサスティンがなく、それらのサウンドの要素を好むブルーグラスをはじめとした音楽には受け入れられなかったようです。
(逆に1音1音が素朴な分、ストロークでのアタック音やまとまりはGibsonの法があり、ブルースやロックシンガーなどには愛用者が多いですね。)
現に過去にマーティンに果敢に挑戦したギブソンのドレッドノートシェイプのモデルはそのスケールの違いにより、シェアの獲得がならなかった事例があります。

スケールともう一つの要素、幅は動でしょう?
握り心地に左右する1弦側の幅、ナット幅は、1 11/16インチ(42.9mm)でこれまた王道となっています!

以上がざっと、特に音に与える影響が大きいとされるD-28の2008
年のスペックです。ここからはようやく時代をさかのぼって各時代のスペックに迫ってみましょう。

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