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2005年、セレクトハードウッドに

セレクトハードウッド!のおはなし。木には木目があります。そんなの知ってるよってわけですが、まっすぐな木目が音をロスすることなくストレートに伝えるわけです。とりわけギターのトップやネックヘッド部分にはまっすぐな木目のアコースティックギターが多いと思います。木目が音の通り道だと考えたら、やはり継ぎ目が泣くまっすぐなもののほうが好まれます。

しかし、Martinでは2005年、材の供給不足によりある部分の変更を余儀なくされ、これは2008年現在も続いています。これはD-28だけでなく、Martinのアコースティックギターのほとんどにいえる出来事でマーティンフリークはショックを隠せない変更でした。
2005年、D-28をはじめとするMartin Guitarではヘッドプレートが3ピースになりました。
ヘッドの幅ほどの太い材が取れなくなったことが原因で、ヘッドの両サイドを見るとつぎはぎしているのがわかります。違う材をあわせているということはヘッドでの音の振動効率というのはおちていると考えられます。トップほどではないにしろ、細かいスペックにこだわるマーチンフリークにはショックな変更です。

さらに大きな出来事としてネック材が「Genuine Mahogany」から「Select Hardwood」(セレクトハードウッド)に変更されました。

セレクトハードウッドになった理由も同じで硬くて丈夫な、しかも過去しやすいマホガニー材がなくなりつつある現状があげられます。セレクトハードウッドという表記は、マホガニー以外も使うかもしれないけど、どれを使っても「強度の十分な材」だよと若干オブラートにくるんだ言い方ですねえ。

セレクトハードウッドへの変更は、近い将来、マホガニーはギターのネック材として使えなくなってしまうのか?と不安を感じる方も多い変更でした。
個人的には密度のないスカスカマホガニーを無理くり使うよりは、セレクトハードウッドへの変更は、真摯な態度だし、サウンド品質も保てると思うのですがねえ。

というわけで2005年より前に生産されたD-28は最新のものよりもネックイの音の伝達効率がほんの少し落ち、人間の耳ではわからないレベルで音量も落ちていそうだけど、アジャスタブルロッドによる調整のしやすさや、ピッチ補正という点では進化しているなあ。と、いった印象です。ギターは楽器ですから音量よりも音色の方がはるかに大事!許してあげたいなあ。

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この記事へのコメント
2005年以前に作られたD-28は最新のものより伝達効率が落ちてるんですか。。。
D-28は、セレクトハードウッドとなっていてもネックは今まで通りずーっとマホガニーですけど。。。実際の変更は18、21、35です。
2005年以前のマホガニーネックは、2005年以降のマホガニーネックより音響特性が劣るんでしょうね。あなたのおっしゃってることはそういうことですよね。
Rod
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