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ノンスキャロップ・ブレイシング

ノンスキャロップ・ブレイシングはスキャロップ・ブレイシングと違い、あえてブレイシングの削りを行っていない木材を利用しているため、スキャロップ・ブレイシングと比較すると強度の面では優れている傾向にあります。質量もまし、ギター本体の重量も大きいと感じる可能性もありますが、弾き込んだノンスキャロップ・ブレイシングは骨太な鳴りをするギターもあります。YAMAHAの「L」シリーズ直系などは典型的なノンスキャロップ・Xブレイシングを採用していて、トップの振動が抑えられてしまう分、バックやボディ全体の鳴りも含めたサウンドをドカンと出すというイメージをもっています。 (主観です)ノンスキャロップ・ブレイシングでXの角度がせまいぎたーでは一番音が共鳴するボディの下部にブレイシングがもろに伸ばされているため、余計な倍音がなくすっきりとしたサウンドになりそうだなあ。(またまた主観です。)ラリビーの場合、パラボリック・シンメトリカル"X"ブレーシングを採用していて、当初クラシック・ギターの製作を手がけていたジャン・ラリヴィーは、トップ板が最も振動し、構造上最も安定したパラボリック・シンメトリカルXブレーシングを採用しています。手工ギターなどにははじめから鳴るギターというコンセプトが多いように受け止めていますが、その場合、スキャロップ・ブレイシングでより削りを多くしているアコギが多いような木がします。
一方、ノンスキャロップ・ブレイシングの場合、強度的な心配が少ない分、日本国内の気候の変動が多い地域ではノンスキャロップ・ブレイシングのアコースティックギターをあらくがんがんあつかう!という使い方をするものありかなあ。今回は主観ばっかりです。

Xブレイシング

Xブレイシングというのはアコースティックギターのトップ(表板)の裏側に貼り付けている響棒の取り付け方をあらわす言葉で、Xブレイシングはトップ材に2本の長い力木が中央付近を交差しているギターのブレイシングのことをさしています。アコースティックギターを弾いたときのサウンドは表板の振動が大きいほど、鳴り、や音量的に優れています。ドラムのスネアなどの表面の皮は非常に薄いので振動しやすいのと同じ理論でGuitarのトップは振動する方が倍音も増す傾向にあります。ただ、表板の部分はブリッジで連結され弦のテンションをもろに受け止めている部分ですので表板単体を薄く削りすぎると構造的に強度が得られなくなります。(トップが割れたり剥がれたり)そこで表板の裏面にブレイシングと呼ぶ木材を貼り付けて強度を確保してます。そうすることでトップ自体の板の厚みを薄くすることが出来るようになっています。Xブレイシングは代表的なアコースティックギターのブレイシングで、Martinヴィンテージシリーズ等ではスキャロップド・ブレイシングのようにブレイシングの中央部分にまで削りをいれられており、より質量を減らしているブレイシングもあります。全ては強度を保ちながら表板の振動をより効率よくするテクニックです。レスポンスやアタック感がダイレクトに伝わる一つの要因にはXブレイシングやさらに削りだしたスキャロップド・ブレイシングの高価がありますね。Xブレイシングの位置がサウンドホール寄りになっていたり、サドル寄りになっていたり、Xブレイシングの角度が広かったり(J-45よりもサザンジャンボの法が角度が広い)という工夫を凝らすことによってギターの強度やサウンドを狙ったものにしています。MartinでいえばD-28とD-35ではXブレイシングでありながら取り付け位置や角度が異なっています。これはバック材の単板合板という特性に合わせて作られたものでしょうが、最近のマーティンはギターの丈夫さを優先しているように思えるのでXブレイシングの位置をのぞいてみるとオールドとの比較が出来ます。

アジャスタブルロッド

アジャスタブルロッドはスティール弦というものすごくテンションが強くかかるアコースティックギターのネックの折れ、や反りを補強するために搭載されているナック内部に埋め込まれているバーのことです。なおかつアジャスタブルロッドはネックの反り具合を調整できるので現行のギターには調整のしやすさから多くのアコギでアジャスタブルロッドが採用されています。ネック内部のトラスロッドを閉めることでネックのそりの調整が可能なのですが、調整ができないノンアジャスタブルロッドの当然存在します。このタイプにはスクエアロッド(SQロッド)やTバーロッドとよんでいるロッドです。マーティンのD-18オーセンティックなどはTバーですね。金属の供給のおぼつかなかった善事中のギブソンJ-45などにはエボニーロッドを使い、ネック自体の太さも分厚いギターが見られます。ビンテージが全て良いギターなのかは、その時代にその材が使えなかっただけという自体背景も絡んでくるわけですから必ずしも昔のアコギは良いかというと疑問ですね。長く演奏しようと考えているなら調整が楽なアジャスタブルロッドがいいじゃんなんて、アジャスタブルロッドの話からギター選びの話にそれそうなのでこのへんにしておきます。
クラシックギターにはロッドを埋め込むのではなくネックのジョイント方法で十分確保を確保できることからロッドが埋め込んでいないギターが一般的で、アジャスタブルロッドタイプのクラシックギターは少ないです。

アジャスタブル・サドル

アジャスタブル・サドルを搭載したモデルの1960年代のGibson J-45が最近リリースされていますが、アジャスタブル・サドルってなんでしょう。
アジャスタブル・サドルというのは普通のアコギでは調整できない弦高の高さをサドル部分にあるネジの調整で行えるタイプのサドルのことです。1957年頃からのオールドGibsonでエレキギターの影響を受けて搭載されたアジャスタブル・サドルはボルトでサドルの両端を支えてあり、ボディトップにぴったりとくっついてはいません。
アジャスタブル・サドルのギターは宙に浮いた状態になっており、ドライバー1本で簡単に弦高調整が可能になっています。演奏上の便利さがうかがえるアジャスタブル・サドルは弦高を高くしたり下げたりできるうえ、サドルの材質を変えることでサウンドの変化もえられます。考えてみたら弦が触れているのはサドルとンバットの部分だけなのでサドルの交換によって音のボディへの伝えあり方が変化するのは当たり前といえます。アジャスタブルサドルの材質は普通のスロットサドルに比べて宙に浮いている分、他の材の影響を受けにくくなっており、アジャスタブル・サドルでは材の個性が出やすくなっています。
アルミ製のアジャスタブルサドルは1957年頃のギブソンJ-45などに採用されていました材で、非常にめずらしい材となっています。一般的なのは1960年代初頭からほとんどのギブソンのアジャスタブル・サドルに見られるセラミック製のサドルです。もう一つ代表的なのが木製のハカランダサドルで、こちらは磨耗の影響が大きく、弦のあともつきやすくなっています。最初に触れた現行のGibsonに使われているアジャスタブルサドルの材はタスク(TUSQ)という人工象牙とも呼ばれ、セラミックに似ていますが、耐久性では劣る部分があります。磨耗しないセラミックに比べて消耗しやすいですが安価に購入が出来ます。
これらアジャスタブル・サドルのアコースティックギターは通常のスロットサドルと比べて音量、音色も明らかに違いがわかり、個人的には金属的な、がしがしとした感触を得ています。ギブソンらしいといえばそうとも取れますが、マーティンの音色の豊かさと比べたときの男性的、女性的という表現はギブソンのアジャスタブル・サドルタイプのJ-45とMartinのD-45あたりを比べると非常に納得が行く気がしてます。

アヴァロン

アヴァロンというアコースティックギターの装飾部分を担う材に使われる素材があります。アヴァロンはインレイの材料に利用されていて、美しい模様がアコギのゴージャス感を増すのに最適で、高級ギターや手工ギターにアヴァロンはよく見かけることが出来ます。アヴァロン貝とはアワビ貝のことで、加工が大変ですから、安価なギターでは中々おめにかかれません。プレイアビリティやギターのサウンドにあたえる影響は、プラスの方向にはないと思います。それよりも派手な外観でステージで演奏するアーティストのアピールや、装飾品としての価値を高めるところにアヴァロンの人気がありそうです。
アヴァロンは3プライと呼んでいる3枚厚のアヴァロンやソリッド・アヴァロンと呼ぶ1枚厚のものがあります。3枚厚のアヴァロンのほうが色が何重にも重なり派手に見えます。インレイワークで印象的なラリビーや、マーティンのD-45などのスノー・フレーク・インレイ、ボディバインディングをきらきらと彩ったり、サウンドホール・ロゼッタとかポジションマークによく利用されています。ヘッドロゴに見られるインレイはアヴァロンもものが多いですね。
アヴァロン貝の他にも象牙のインレイされているギタなどもありますが、なかにはがマーティンのD-50やギブソンのカスタムものにはシバン事態に装飾が施されているものもあります。

トラスロッド

トラスロッドという棒がギターのネックにはほとんどの場合で入っています。オールドのギブソンのアコギなどには入っていないのでその分ネックが太いのですが、トラスロッドはネックのゆがみの調整と補強に役立っています。人間でいうと背骨みたいな部分ですね。
考えたらギターのネックには弦を張った状態だと常に70kg位のテンションがかかっていますからこの状態でほうっておけばネックはまっすぐではいられなくなるというわけです。ギターに最適な気温や湿度ならばいいですが、状態によってはギターのネックは反りを起こしてしまいます。
「順反り」
ギターを寝かしたときにネックが腹筋をしたようにソ手いる状態を順反りです。弦の張力によって順反りしていると弦高が高くなったりハイポジションで弦がビビったりします。
「逆反り」
弦よりもネックの反発力が強いとネックが逆に反って行きます。
弦高が低り、ローポジションで弦がビビります。
そのほかにも「波打ち」や「腰起き」といわれる複合したネックの異常がありえます。そんなときにトラスロッドでギターのネックの調整となるのですが、反ったからといってすぐにトラスロッドをいじるのではなく湿度やギターの弦の緩め具合などで管理・調整をするだけでかるい状態ならば問題ありません。「順反り」ならば弦を極力ダルダルに緩めておいたり、逆反りならばその反対にするなどです。
ちなみにネック反りの見方は指板のほうから見てみたり、1フレットと最終フレットの2箇所を押さえて、真ん中の弦とフレットの隙間を見てチェックすることが出来ます。隙間が1mmくらいが正常です。
ひどい状態ならばトラスロッドを右に回すとネックの反発力が強くなり、順反りに効果があり、逆反りの場合にはトラスロッドを左に回すといいですね。

フレット

フレットの話。ギターのフレット打ち込みは木製のハンマーなどを使って行います。プラスティックハンマーなんかも使えると思いますが、フレットを無理にはめ込むのは危険が伴います。大事なギターを慎重に扱う必要があるでしょうから、フレットを取り替えたりする時は押し込む方法が一般的でしょうか。そこでフレットプレス機なるものが発売されています。ギターには消耗する部分があり、代表的なのは弦ですが、ギターフレットもまた消耗品です。毎月交換するようなものではないですけど、磨り減るものがフレットです。
また、ギターによっては新品の時のフレットはネックからややはみ出た形になっていて弾いているときの感触が気になる場合もあります。この場合は削ります。
自分で行うメンテナンスの際はフレットを金属磨きできれいにしておくくらいでいいでしょう。指板にクリーナーが触れると良くないですから。
それと、話は変わりますがアコースティックギター初心者の方はネックが細いほうが弾きやすいということでネックの細いギターを探しがちですが、むしろフェレットの感覚なども見て選ぶほうが指が開かないうちは懸命です。細いネックのギターは全てとは言いませんがフィンガースタイル向きなギターが多いですから。

ギター講座はじめに

ギター講座ではギターの入門編から完全無敵のアドリブ奏法まで解説するギター弾き方講座のカテゴリです。
ひとくちにギター講座といってもカッティングやアルペジオなどの奏法からブルースギターのようにばんばんギターソロやスケールを組み立てる上級者の演奏まで幅広くありますね。
コードの押さえ方やピックの持ち方から始める初心者向きの演奏などがありますが、初心者向きのものはギター初心者のカテゴリに譲ります。ここではギター用語や効率のいいギター練習法を解説していきます。音楽のテクニックを一段上達に向かわせるためにコードだけではなくギタースケール(たくさんのスケールがありますから一つずつ書き歌唱)についてやギターソロ(ギターソロのコツ)、ギターテクニック、ギター音階を書いていきましょう。
また、ギターの奏法はたくさんあります。
スウィープ奏法やトレモロ奏法です。ギター講座ではこれらのたくさんの奏法にもスポットを当てて説明を進めていくことで練習のお役立ちになればいいなと思っています。

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